甘いご飯はくせになる味! 甘いご飯?は主食としてご飯を食す日本人はあまりなじみがないかもしれないですね。イギリスの代表的な家庭料理。ほとんどの家庭で食後のデザートとして親しまれ、親から子へと受け継がれていきます。正式な食事の終わりのデザートとして食べるほか
消化が大変よいのでおやつや朝食としても食べられます。
一般的な作り方はとてもシンプル。米、ミルク、砂糖だけでオーブンで焼き上げます。そこにジャムやチョコレートやカスタードクリームなどをトッピングして食べたりもします。
“甘いご飯”ということで、日本人には抵抗があるかもしれません。確かに、初めて食べて「おいしい」という人は少ないようですが、家庭のレシピでふっくらと焼き上げられたホームメイドのライス・プディングは病みつきになる美味しさなのです。“ご飯が甘いデザートになっている”という観念を忘れるくらい食べたら、「この味がやめられなくなる」かもしれません。
由緒あるイギリスの名菓。
“プディング”という言葉が最初に使われた中世までさかのぼります。当時プディングとは、殺されたばかりの動物の腸皮に詰めて煮られた穀物料理を意味していたのだそう。その後、布製のプディング袋の発明によりプディングは多様な料理を意味するようになりました。
缶詰商品が第2次世界大戦前夜にアンブロージャ社(AMBROSIA)によって開始され戦後に流通し始めました。手軽さが受けて現在に至るまで人気を保っています。各スーパーも自社ブランド品を引っさげ競争に加わっています。
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